クイックターフ

QUICK TURF

完全根付きロール芝「クイックターフ」について

これまでの芝生は、播種または、切り芝生を張り付け育生養生していましたが、「当社の根付ロール芝」は予め圃場で栽培育生した、ロール巻じゅうたん状の天然芝生です。

ベント・ブルーグラス・ライグラス等、エバーグリーンの西洋芝を、1~2mの広幅のまま展開移植、活着させる新技術による新工法の芝です。工期が短く、短期メンテナンスを要する野球場、サッカー場、ゴルフ場等スポーツグランドの他、スタジオ撮影、イベント会場、ガーデニングに最適です。

レンタルなども受け賜っております。草種、培地砂、改良材はユーザー設計仕様に合わせて、予備栽培が可能です。

5つの特徴

工期短縮

作業は、広げるだけの簡単施工。養生もほとんど必要なくすぐに使用可能!

サイズご指定可

ご指定のサイズにカットします!(サイズによって別途費用が掛かることもございます)

お客様によるカットも簡単

お庭のデザインによって剪定ハサミ等でカットできます。

完全根付ロール芝

1年中の施工も可能です。

雑草処理と肥料

ワンちゃん、お子様がいても安心して頂けるよう手取り除草と有機肥料で生産しています。

クイックターフの種類

「三種混合西洋芝」、「ティフトンライグラス」、「PKターフ」「野芝ロール」があります。

三種混合常緑芝

寒地型でケンタッキーブルーグラス、トールフェスク、ペレニアルライグラスの三種で、色がとてもきれいです。

  • トールフェスク ・・・ 暑さ、擦り切れ、乾燥、日陰に強い。
  • ケンタッキーブルーグラス ・・・ 寒さに強く葉ガ細く、濃くて美しい。
  • ペレニアルライグラス ・・・ 成長が早く踏圧や擦り切れに強いです。

ティフトンライグラス

スポーツ用芝生で、スポーツグラウンド、校庭、園庭に納品している芝生です。
ティフトンは暖地型ティフトン419でライグラスは寒地型ペレニアルライグラス です。

    • ティフトン419 ・・・ 暑さ、乾燥、擦り切れに強いです。非常に強い芝なので、踏み込み頻度のある場所へお勧めです。
    • ペレニアルライグラス ・・・ 成長が早く踏圧/擦り切れに強いです。

PKターフ

最高品質を契約圃場にて生産 姫高麗ロール芝

野芝ロール

最高品質を契約圃場にて生産 野芝ロール芝

芝生品種特性

暖地型 芝生品種特性
芝生品種 タイプ 葉色 葉幅 造成速度 密度 耐踏性 擦り切れ抵抗性 低刈抵抗性 耐暑性 耐寒性 耐陰性 耐湿性 耐塩性 肥料要求度
ヒメコウライシバ 淡緑 極高 やや低
コウライシバ 淡緑 やや低
ノシバ 淡緑 やや低 やや高
バミューダグラス
(リビエラ)
濃緑 やや低 極高
ティフトン419 濃緑 やや低 極高
ティフドワーフ 濃緑 極高 極高
センチピードグラス 明鮮緑 やや低 やや低 やや低
セントオーガスチングラス 濃緑 極広 極高
寒地型 芝生品種特性
芝生品種 タイプ 葉色 葉幅 造成速度 密度 耐踏性 擦り切れ抵抗性 低刈抵抗性 耐暑性 耐寒性 耐陰性 耐湿性 耐塩性 肥料要求度
ベントグラス(ペンクロス) 青緑 極細 やや早 最良 やや低 やや低 極高 やや高 やや高
ケンタッキーブルーグラス(アワード) 濃緑 やや高 やや高 やや低 やや低
ケンタッキーブルーグラス(リムジン) やや淡 やや遅 やや低 やや高 やや低 やや低
トールフェスク 濃緑 やや広 やや高 やや高 やや高
ペレニアルライグラス(スリークォーター) 明鮮緑 極早 やや高 やや高
アニュアルライグラス(フェアウェイ) やや淡 やや広 極早 やや低 やや低 やや低
三種混合芝生
(※1)
濃緑 中 /
やや広
やや高 やや高 やや低 やや低

(※1) 混合芝生…ケンタッキーブルーグラス&トールフェスク&ペレニアルライグラス

芝工法比較表

  張芝(従来の芝)工法 クイックターフ工法
生育 発根 根毛が切られており活着が遅い 根ストレスなしで移設する為即時使用が可能・レンタルも可能
ターフ完成期間 完全なターフになるのに約50日 約15日
均一性 初期は目地が残り、消えるまでに6~7ヶ月 目地がなく均一
養成管理 除草 雑草が多い 雑草のない完成品
散水 活着までの初期散水 新根発生までの初期散水のみ
完成時の状態 不陸 個々の切芝のサイズが小さいため不陸が出来る 製品厚一定で継目、不陸が少ない
ターフの状態 ズレ易く、発根活着まで供用できない 張芝に比べてズレない 即時使用可
雑草 土耕のためやや多い 少ない
費用 養生費(/㎡) 400円 100円
養生期間 3~4ヶ月 1~2週間

総合判定

  1. 従来工法の切出しはカッター寸法で制限があるのに対し、根付ロール芝工法は裁断寸法が自由(最大2m×10m)なので継目が少なく、イベント、レンタルなど用途も拡大。
  2. 従来の張芝は砂耕栽培されるため、移設により床土が脱落し、芝厚が変わってしまい不陸ができるのに対し、 根付ロール芝工法は裏に根が巻いているので砂脱落がなく、厚みも不変。用途により、自由な土壌設計が可能。
  3. 根付ロール芝工法は予備栽培されているので工期を短縮でき、即時使用が可能。